最近話題のオレンジワイン。オレンジワインといっても、オレンジからできているわけではありません。
赤い色のワインが赤ワインと呼ばれているように、色がオレンジ色なのでオレンジワインと呼ばれています。オレンジワインの原材料も他のワインと同じでぶどう100%です。オレンジは一滴も入っていません。ただし、少し異なるのは、実はオレンジワインは白ワインに分類されます。
まだオレンジワインを飲んだことのない方にはこのドメーヌ・ソロンスのオレンジワイン”ヴァン・オレンジ”がオススメ。ある大手オーガニックスーパーマーケットチェーンのワインのバイヤー・ソムリエにそのような評価をいただきました。

ドメーヌ・ソロンスは、1992年から南仏プロヴァンス地方でぶどうの有機栽培から醸造、瓶詰までを一貫して行っているワイナリーです。
オレンジワインの製法
オレンジワインは、白ブドウを使用し、赤ワインの製法で作ります。
その名前からオレンジで作られていると思われがちですが、実はオレンジワインは「赤ワインの
技法」で造られる白ワインです。
通常の白ワインは、白ブドウの果汁を果皮からすぐに分けて発酵させますが、オレンジワインで
は果汁を果皮や時には茎と一緒に発酵させます。これは赤ワインの醸造方法と同じです。
古代から受け継がれてきたこの製法は、近年改めて注目されるようになりました。その結果、美
しい琥珀色の輝きを持ち、香りや味わい、食感に新しい魅力を加えたワインが誕生します。
ドメーヌ・ソロンスのオレンジワインに使用しているぶどう品種はミュスカ・プティ・グラン。このぶどうは、華やかな香りと甘みのある果実味で知られる品種です。しかし、オレンジワインに仕立てることで、従来のイメージを覆すまったく新しい個性を発揮します。
テイストプロフィール
ドメーヌ・ソランスのオレンジワイン”ヴァン・オレンジ”の特長は次のとおりです。
- 干しアプリコットやオレンジピール、ハチミツ、カモミール、ほのかなスパイスの香り
- フレッシュさと骨格を兼ね備えた味わい、きめ細やかなタンニン、そして長い余韻
- 白ワインより豊かで、赤ワインよりも軽やかな独自の口当たり
まさに万能で、他にはない魅力を持つワインです。
日本料理とのペアリング
オレンジワインは和食との相性も抜群です。
天ぷら:軽快な柑橘のニュアンスが、サクサク感と繊細な風味を引き立てます。
銀ダラの味噌漬け:旨味の深みが、ハチミツのような甘さとほのかなスパイスと調和します。
脂ののった魚の寿司(トロ・サーモン):濃厚な味わいがワインの骨格と美しく融合。
鍋料理(なべ):複雑な味わいを、ワインの層のある香りがさらに引き立てます。
チーズや発酵野菜(漬物など):タンニンと酸味が口の中を爽快にリフレッシュ。

発見する価値のあるワイン
ドメーヌ・ソランスのオレンジワインは、ただの珍しいワインではありません。
それは古代から続くワイン造りの伝統と、1992 年から守り続けてきた有機農法の哲学が息づく
“架け橋”なのです。
初めてオレンジワインを味わう方にも、驚きと親しみやすさを同時に感じていただけるはず。
食卓を彩り、食事を豊かにし、大切な人と分かち合う時間をより特別なものにしてくれます。